宇宙戦艦ヤマト2199

抜錨!!ヤマト発進!!
人類滅亡まであと 365日

ヤマト ヤマトガールズ

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物語

ヤマト発進

旧作の頃から大好きだったので、リメイクは楽しみにしていました。プレイステーションのゲームもシステムはともかく、話の展開は好きでした。守がヤマトの艦長になるのは良かったなあ。今回の監督はこれまた好きなラーゼフォンの監督してた方。期待は膨らむ一方でした。復活編?まぁあれはあれで…。
女性クルーが増えているのには時代を感じました。山本が女になってるのは驚きましたが。
そして本編、弾かれる地球艦隊の攻撃、「バカメ」、OPでのタイトル立ち上がり、夕陽の中の大和、ショックカノンの効果音、爆煙から出てくるヤマト、ああ、旧作好きだった人がしっかり作ってるんだと嬉しかったです。

木星

ワープ、ロケットアンカー、三式弾、波動砲、ヤマトの性能お披露目。ワープ時と波動砲発射までのお約束、素晴らしい。今のアニメの技術でヤマトを描くとこうなる!というのがとても良く出てたと思います。

冥王星

反射衛星砲!これが出なかったらヤマトじゃない。シュルツたちガミラス側の描写も増えていて話も厚くなっていました。デスラー初登場。前よりずいぶんイケメンさんになってて違和感。

バラン星

ドメルとの初戦闘、敵大艦隊対ヤマト1隻。この圧倒的不利な戦闘こそヤマトの醍醐味。勝てないと思ったら敵の事情で助かる。沖田とドメルのにらみ合いは名シーン。
バラン星では、波動砲を推進力にするという戦法を見せ、旧作ファンはにやり。

七色星団

どう見ても宇宙じゃない。海を進んでいるように見えます。オーディオコメンタリーでこの宙域のガスのせい、と監督は言っていましたが、海戦風にしたいからやったのは明白です。でも良かった。ワープ戦法、ドリルミサイル、旧作のテイストはそのままに、沖田とドメルの読み合い、そしてドメルの特攻。素晴らしい出来栄えでした。

ガミラス星

大きく変わったガミラス星での戦闘。何よりデスラーの行動がちょっと…。ここまでとても良い出来栄えだったのですが、デスラーに関してだけは納得いかないです。スターシャのためにというのは分かるのですが…。

イスカンダル

旧作から大きな変更となった、守の死。生きていて欲しかった。でもスターシャに子供が出来てる様な描写があるし…。

帰還

スターシャの出した条件で波動砲を封印するヤマト。これは旧作完結編を彷彿とさせます。
旧作よろしくデスラーとヤマト艦内で戦闘になり、死亡する雪。でもコスモクリーナーDで蘇生。
このコスモクリーナーの新しい解釈はおもしろいです。地球復活後も沖田の意思がヤマトに残ったら…。
旧作でヤマトに意思があるような描写がありましたが、今作での、その裏付けになるのではと思ってます。

登場人物

沖田 十三(おきた じゅうぞう)

旧作からそんなに大きな変更はなかったように感じました。変える必要が無かったというのは何気に凄いことですよね。名セリフ「地球か…何もかもみな懐かしい」はもうちょっと感情を込めても良かったと思います。
オーディオコメンタリーでそうしなかった理由は語られましたが。

古代 進(こだい すすむ)

旧作よりも落ち着いた雰囲気になってました。終盤はちょっと雪、雪言いすぎかな。いまいち雪を好きになっていく過程がつかめませんでした。

森 雪(もり ゆき)

旧作よりも行動的に。記憶喪失等新設定も。こちらも古代を好きになっていく過程がつかめませんでした。

島 大介(しま だいすけ)

旧作よりも少し軽い感じに。話が進むにつれ出番がどんどん減っていった気がします。

真田 志郎(さなだ しろう)

旧作よりも性格はドライに。「こんなこともあろうかと」って言ったかな?

エルク・ドメル

沖田と同じく、性格は旧作からあまり変わってない気がします。結婚してたり、政治に振り回されたりと設定は大きく追加されています。

アベルト・デスラー

納得いかない扱われ方でした。登場後しばらくは旧作のように泰然とした指導者だったのに、ヤマトがガミラスに来てからは作中のサブタイトル通り、たったひとりで戦争をしている感じでした。前述したようにスターシャのために行動しているのは分かるのですが、こんな周りが見えていないような感じにしなくても…。

スターシャ・イスカンダル

旧作より偉そう。守とのやりとりが描かれていれば、もっと良かったのに、残念。

メカニカル

宇宙戦艦ヤマト

新しく考察され、設定は大きく追加、変更されています。
全長333m
旧作で謎だった、艦載機コスモファルコン(旧作はブラックタイガー)格納庫。
第3艦橋は、波動防壁というバリア発生装置に。
理屈に合った構造になってます。

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