それは、語られなかった他なる結末。
とてもちいさな とてもおおきな とてもたいせつな
あいとゆうきのおとぎばなし
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物語
オープニング
戦術機かっこいいと思いつつ、この脳みそなんだろう?
マブラヴシリーズを全くやってなかったので、武が2周目らしい事、人類がやばいらしい事、登場キャラクターの髪型が凄いということが分かった。たま…。武器?
総戦技演習編
1周目の記憶をフルに使い、無双状態の武。そりゃまぁ、楽勝だろうなと思いながらプレイ。
クーデター編
状況の解説画面、戦術機コックピット、特に全員揃ったカットインで「了解!」、脇役全員ボイスあり。この辺りで演出が凄いことを実感。制作時間かけてるなあ。(1アージュ年=3年とか知らなかった)この頃はメインキャラクターが死ぬなんて微塵も思ってなかった。なんだかんだでどうせ生き延びるんだろうと。沙霧の言い分は、いやいや殿下に全部任せりゃ安泰っておかしいだろ。悠陽も人間だぞ。
並行世界編
ここまで武の行動上手くいってるなあ、物語的にそろそろ落とされるんじゃないのかなと思っていたら、やっぱりそうだった!いきなり神宮司軍曹が死んだ!?グロい!!武、平和な世界に逃げる。でもそこでまりもちゃんに励まされて、立ち直ってまた帰ってくるんだろうなと思っていたら、そんなぬるい展開じゃなかった!!ヒロイン達から武の記憶が消えていき、更にボロボロになる武を純夏が癒すけど、それすら落とす前ふり。純夏が大変なことになって、ここにきて漸く、ああ、あの脳みそは向こうの純夏なのかと確信。このあたりはプレイしてて本当にきつかった。あとオルタ世界に帰るための説明長すぎた。いつまで運転シーンなのか。でもその後の、曲「翼」を背景に武が帰るシーンは名シーンだと思う。夕呼先生の「しっかりやんなさいよ!白銀武!」はオルタ世界の夕呼とのギャップもあってなんか泣けた。
甲21号作戦編
純夏の真実判明。夕呼先生冷徹過ぎ。A-01配属。君が望む永遠をプレイしてないので、遥や水月は普通に新キャラだと思ってた。BETAは気持ち悪い。特に光線級の足が駄目。作戦解説は相変わらず分かりやすい。出撃前夜に色々語るという死亡フラグを建てた伊隅隊長と柏木はやっぱり…という感じ。なのに脇役で死亡フラグ建てまくった阿部艦長はまさかの生存。伊隅が隊全員に最後の指導をするシーンはこれまた泣けた。
横浜基地防衛戦編
純夏と想いを交わし、ここから一気に反撃ムードで展開していくのか?と思っていたら、突然襲撃される基地。状況はどんどん悪くなるし、誰が死んでしまうのかとハラハラしながらプレイ。誰も死ななければ良いなと思いつつ、それは無いんだろうなと。案の定、夕呼の代わりという死亡フラグを建てた涼宮中尉が死亡。A-01のメンバーも次々と負傷。どうやって勝つんだろう?と思っていたら、前作戦での伊隅に続き、新たに隊長になった速瀬中尉が自爆して敵を撤退させる。おいおいまともに動けるの、207Bのメンバーだけになったぞ…。
桜花作戦編
攻める場所はオリジナルハイヴ、と聞いて、リアルに「は?」と言いました。紫の武御雷の事はさっぱり忘れてた。武、純夏、霞以外死んでしまうのか、それとも武も敵を倒した後脱出出来ずに死んでしまうのかと。作戦開始後、脇役も武の乗る機体凄乃皇を守るべく散っていき、武が守りたいと思っていた仲間も武に見えない所で、武を守るために散っていく。これで目的を果たせなかったら嘘だと思いながら進めて、最後の敵の前で冥夜が「自分ごと撃て!」という展開になったときは、まさかここまで来て撃たないなんてことはないよな?という気持ちと、撃てなくても構わないという気持ちの両方ありました。そして作戦終了後、純夏死亡。ここまでやって、冥夜を自分の手で撃たせて、そんなに主人公いじめて楽しいか?救いが全くないじゃないか!と思ったもの。この後に涼宮と会話して、衛士の流儀を果たす場面が欲しかった。で、武が延ばせた人類の寿命はたったの30年。短いと思った人は自分だけじゃないはず。
FINAL EXTRA
すべてが終わり、限りなく元の平和な世界に近い世界。武に、どうやらオルタ世界の記憶はほぼ無いと分かった時は、それじゃ駄目だろ、衛士の流儀はどうした!?という思いと、あれだけ悲しい思いをしてこの世界に来たんだしいいじゃないかという思いが。どちらがいいのかは本当に分からない。霞が登場した時は驚き、更にオルタ世界の事を知っているらしいと分かったときは泣けた。
登場人物
白銀 武(しろがね たける)
我らが武ちゃん。世にハーレム主人公は多々いるが、オルタ世界での不幸っぷりからか、嫌っているファンはあまり居ない気がする。大きな挫折からの復活とその後の行動が人気の源?
鑑 純夏(かがみ すみか)
武を苛酷な運命に会わせた張本人。でも本人も生きたまま改造、解剖されたり、脳だけにされたり、正確にいうと夕呼先生に殺されてたりと不幸度は他の追随を許さない。
武一筋っぷりは凄まじい。乙女の一念、世界を超える。
御剣 冥夜(みつるぎ めいや)
人類を無礼るな!のセリフとその死に様の印象が強烈。髪型の元ネタはガンダム2号機らしい。
オルタの世界で姉の悠陽と仲良くしているシーンとか見てみたかった。
榊 千鶴(さかき ちづる)
メガネ、三つ編み、委員長、ツンデレと堅いキャラ。作中で父親を殺されたりと結構不幸。
物語が進むにつれ、段々と態度が柔らかくなり、桜花作戦時には頼れる小隊長となる。主人公、武に次ぐ成長度だと思う。最後の彩峰とのやり取りが良い。
彩峰 慧(あやみね けい)
クーデター編以降は目立った扱いをされないというか…、桜花作戦時の負傷しながらも果敢に戦う姿が印象的だった。
珠瀬 壬姫(たませ みき)
第一印象は髪型が凄い。桜花作戦時最後の狙撃がとても印象的。破損した機体で着弾点をわずかもずらさないという神業を見せ、弾切れ後、突撃級の体当たりを受け死亡。その後の扱われ方は悲惨。
鎧衣 美琴(よろい みこと)
常にテンションが高く明るいが、人の話をあまり聞かないので、楽しいを通り越して若干ウザイと思う人もいたはず。嫌いではないですよ?彼女の戦死シーンは最初よくわからなかった。
香月 夕呼(こうづき ゆうこ)
間違いなく第2の主人公。夕呼先生ならなんとかしてくれる。いやマジで。
セリフ量とか、キャラクターは忘れようにも忘れられない。
神宮司 まりも(じんぐうじ まりも)
神宮司軍曹。多くのプレイヤーにトラウマを植え付けたであろうキャラクター。
いきなりアレは正直きつい。でもその死が武の大きな成長を促したのは間違いない。
戦術機
武御雷(たけみかづち)
紫の他に、青、赤、黄、白、黒がある。劇中の紫の機体はゲームの顔とも言える戦術機で将軍専用機。世界最高レベルの性能を誇るが、整備性が極悪。本来のパイロットは悠陽だが、冥夜の為に横浜に搬入された。
見た目はどうみても悪役。
不知火(しらぬい)
劇中、武たちが主に乗っていた機体。だけど物語の展開上、武御雷の方が印象深い気がする。
補足